電気代の高騰する時代にどう対応するか?

電気料金は、なぜ上がっているのか?

最近、電気の使い方を大きく変えていないのに、請求額だけが上がったと感じる家庭が増えています。これは使い方の問題ではなく、電気料金の仕組みそのものが変わってきているためです。

電気料金は「使った分」だけでなく、いくつかの費用が合算されて決まっています。

電気料金が上がる理由
  • 再エネ賦課金 再生可能エネルギー普及のための費用
  • 補助金の終了・縮小 これまで抑えられていた負担が表面化
  • 送配電コストの上昇 設備維持・災害対策などの費用

このように、電気料金は複数の要素が重なって決まっています。

再エネ賦課金の増加

再エネ賦課金とは、太陽光や風力などの再生可能エネルギーを普及させるための費用です。
これは電力会社に関係なく、電気を使うすべての人が負担しています。 そのため、電気の使用量が少なくても、毎月必ず加算される仕組みになっています。

補助金の終了・縮小

これまで電気代の負担を抑えていた国の補助制度が、段階的に縮小・終了しています。
その結果、同じ電気の使い方をしていても、請求額が高くなったと感じる家庭が増えています。

送配電コストの上昇

電気を安定して届けるためには、電線や設備の維持、災害対策などが必要です。
これらの費用(送配電コスト)も年々増えており、電力会社を変えても避けられない部分として電気料金に含まれています。

なぜ「節電だけ」では限界があるのか

もちろん、節電そのものは無駄ではありません。ただし、ここまで見てきたように、電気料金には自分で調整できない要素も多く含まれています。
そのため、「我慢する節電」だけでは、以前の水準まで下げるのは難しくなっています。つまり、電気料金の値上がりは個人の努力だけで防げるものではありません。
だからこそ、今の使い方で年間どれくらいの電気代になっているのか、一度数字で確認してみることが大切です。

今の電気代、年間でどれくらい?

まずは、現在の電気代が年間でどれくらいになるのか、大まかな目安を確認してみましょう。月の電気代を入れるだけ。年間コストと節約目安がすぐ分かります。

※ 実際の請求額とは異なる場合があります。

電力プラン見直しチェック

電気料金の大幅な値上がりを受けて、今の電力プランが生活スタイルに合っているかを一度整理してみましょう。当てはまる項目にチェックを入れてください。
多くの家庭で、プランを見直すだけでも年間1〜3万円前後の差が出るケースがあります。

チェック結果の見方

チェックが多いほど、今の電力プランが生活スタイルに合わなくなっている可能性があります。
結果はあくまで目安ですが、見直しを考えるきっかけとして役立ててください。

※ このあと、特徴ごとに電力会社を簡単に比較できます。

条件ごとに簡単に比較

見直し候補として検討しやすい電力会社を、条件ごとに整理しました。
料金の安さだけでなく、「どんな人に向いているか」を軸に整理しています。

電力会社 向いている人 主な特徴 公式
オクトパスエナジー 再エネ重視・価格も気になる人 再エネ100%・料金体系が分かりやすい 確認
Looopでんき 電気使用量が少なめの人 基本料金0円・シンプル設計 確認
しろくま電力 電気代を抑えたい人 料金がシンプル・切り替えやすい 確認
HTBエナジー 家族世帯・セット利用したい人 プランが豊富・割引が分かりやすい 確認
トクテンでんき 特典や還元を重視する人 ポイント・キャンペーンが充実 確認
エルピオでんき 安心感・実績を重視する人 老舗系・料金が比較的安定 確認
楽天でんき 楽天サービスをよく使う人 楽天ポイントが使える・貯まる 確認
東京ガスの電気 ガスとまとめて管理したい人 ガスとのセット管理がしやすく、知名度が高い 確認
idemitsuでんき 信頼性や分かりやすさを重視する 大手ブランドの安心感再生可能エネルギーも選べる 確認

気になる電力会社があれば、次にそれぞれの特徴をもう少し詳しく見てみてください。

電力会社の特徴を簡単に整理

電力会社やプランには、それぞれ特徴があります。ここでは、見直し候補として検討しやすい電力会社を、ポイントごとに整理しました。
細かい条件は、公式情報を確認しながらご自身の使い方に合うかを見てみてください。

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オクトパスエナジー

オクトパスエナジー

再生可能エネルギーを重視しつつ、料金の分かりやすさも気にしたい人向けです。
再エネ100%プランを中心に、シンプルな料金体系が特徴で、電力プランを初めて見直す方にも選ばれています。

Looopでんき

Looopでんき

電気の使用量が少なめ、または時間帯を意識して使える人に向いています。
基本料金がかからない仕組みのため、使い方によっては負担を抑えやすい点が特徴です。

しろくま電力(ぱわー)

しろくま電力(ぱわー)

電気代をできるだけ抑えたい人に向けた、分かりやすい料金設計が特徴です。
手続きのシンプルさや、切り替えやすさを重視する方にも向いています。

HTBエナジー

HTBエナジー

家族世帯や、複数サービスをまとめて管理したい人に検討されやすい電力会社です。
プランの種類が多く、生活スタイルに合わせて選びやすい点が特徴です。

トクテンでんき

トクテンでんき

料金だけでなく、特典やキャンペーンを重視したい人向けです。
時期によって内容が変わるため、申し込み前に条件を確認することが大切です。

エルピオでんき

エルピオでんき

長く使える安心感や、比較的安定した料金を重視する人に向いています。
実績のある事業者を選びたい方にとって、検討しやすい選択肢の一つです。

東京ガスの電気

東京ガスの電気

ガスと電気をまとめて管理したい人や、知名度を重視したい人に向いています。
料金の安さよりも、分かりやすさや安心感を重視する方向けです。

楽天でんき

楽天でんき

楽天市場や楽天カードなど、楽天サービスをよく利用する人向けです。
ポイント連携を重視したい場合に、検討されやすい選択肢です。

idemitsuでんき

idemitsuでんき

全国対応のため、地域を問わず検討しやす、「聞いたことのある会社」を選びたい方向け。
比較対象として検討されることが多い電力会社です。

電力会社ごとに強みは異なります。
料金だけでなく、使い方や重視したいポイントを整理したうえで選ぶことが大切です。

蓄電池や太陽光発電という選択

電気料金対策として、蓄電池や太陽光発電の導入を検討する方も増えています。
自宅で発電・蓄電できれば、電力会社から購入する電気量を抑えられる可能性があるためです。

メリットと注意点

太陽光発電や蓄電池には、電気料金の影響を受けにくくなるというメリットがあります。
一方で、初期費用が大きく、設置環境やライフスタイルによって向き・不向きが分かれる点には注意が必要です。
短期間で電気代が下がる方法ではないため、導入前に十分な検討が求められます。

補助金制度について

太陽光発電や蓄電池の導入にあたっては、国や自治体による補助金制度が用意されている場合があります。
補助金を活用できれば、初期費用の一部を抑えられる可能性がありますが、制度の内容は地域や年度によって異なります。
また、予算や申請期間が限られているため、必ず利用できるとは限りません。
「補助金があるからお得」と考えるのではなく、条件やタイミング次第で活用できれば検討材料になる、という位置づけで考えることが大切です。


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一方、電力プランの見直しは、補助金の有無に左右されず、すぐに取り組める対策。設備投資を検討する前に、まずは今の電力契約が生活スタイルに合っているかを確認しておくと安心です。
選択肢を正しく知ったうえで、無理のない方法を選ぶことが大切です。

電気料金と、どう向き合うか

電気料金の値上がりは、節電や我慢だけでどうにかできる問題ではなくなっています。再エネ賦課金や送配電コストなど、個人ではコントロールできない要素が増えているためです。

だからこそ大切なのは、無理に生活を変えることではなく、今の生活スタイルに合った電力プランになっているかを一度整理してみることです。

電力プランの見直しは、初期費用をかけずに始められる現実的な対策のひとつです。太陽光発電や蓄電池の導入は、条件が合えば検討価値のある選択肢ですが、 補助金の有無や設置環境によって向き・不向きがあります。

まずは、今の電気代がどのような仕組みで決まり、どれくらいの負担になっているのかを把握したうえで、ご自身にとって無理のない方法を選んでいくことが大切です。